この記事のポイント
自分とのつながりを取り戻すことの大切さ
受け取れる“情報の深さ”は“自己理解の深さ”に比例する
外側の答えより、内側の声を聴くことが可能性の始まり
“自分自身の感覚”
人の相談に乗ったり、
カウンセリングをする機会が増えてきて思うこと。
それは、
多くの人が「自分のことをあまり知らない」ということ。
たとえば、
自分がいま、何を感じているのか
どんな思考のクセがあるのか
体がどう反応しているのか
本当は、どんなふうに生きたいのか
- 好き嫌いまでも
そういった“自分自身の感覚”に、
アクセスできていない人がとても多いのです。
たしかにそれでも問題なくやっていけるし、
幸せな人もいます。
でも、
この時代の変わり目に立ってみて感じることは、
“自分自身の感覚”に従って生きることの重要性。
それは、
これからの時代を生きていくうえでの指針となります。
情報は溢れ、認知戦なんて言葉も生まれました。
AIも日々進化しています。
便利でスピーディーな社会の中で、
私たちは何を選び、何を信じ、どう生きるのか。
その選択の軸が、
「誰かの正解」ではなく“自分の感覚”であること。
そこにこそ、
開かれた可能性と、
自由で軽やかな生き方の軸があるように思います。
あなたらしく生きる
私たちは長い間、
誰かの期待や評価に応えることが“正しい”
とされる世界で生きてきました。
“自分らしさ”よりも、“誰かにとって価値ある存在”であること
が大事にされてきた。
・そうやって、頑張って生きてきた。
・そんな生き方をしていたことにすら
気づいていなかった。
・それが一番幸せになれると思っていた。
誰かの価値を生きるのも、その人が幸せなら素敵な選択です。
でも、もし今どこかで「息苦しい」と感じていたら?
大切なのは、
”私はどうしたいのか”
変われない原因も…
いざ、「変わりたい」「問題を解決したい」と思って、
カウンセリングを受けたり、
自己啓発のセミナーに行ってみる。
とっても気分が良くなった!
けど…あまり変わってない気がする。
なかなかブレイクスルーが起きない…。
など、
あるあるですよね。
それは、知識が足りないとか、
努力が足りないとかよりも、
“自分との繋がり”が、浅くなっているのが大きな原因の一つ。
自分とのつながりが浅いと、
- 外側からの情報も、どうしても浅くしか入ってこない。
エネルギーも情報も、
サラサラと表面的に流れていって、
- 情報の本質に触れられない
- 深い問いが起こらない
- 自分の才能や魅力が表れない
そりゃ、変化しにくい。

私もそうでした、だからめちゃくちゃわかるの。
気づいてからの変化はすごかった…。
10年くらい前までは、1の状態でした。
それはそれで楽しかったけど、
戻りたい?と言われたら、戻りたくないです。
受け取る情報の質=自己理解の質
自己理解を深めることは
あらゆる悩みやテーマに役立ちます。
深まるほどに…
人間関係の中で
仕事の中で
自然とのふれあいの中で
見えないものと繋がりの中で
受け取る情報の“質”が豊かなものへ変わってくるんです。
「気づき」が増えるとも言えます。
問いと気づきが繰り返され、
知性も深まります。
そして、自分でも思っても見なかった、
でも、ずっと前から知っているような。
無敵バージョンの私。
”本当の私”に出会います。
まさに覚醒体験。
まずは自分の内側に意識を向ける
「なんとなくモヤモヤする」
「これ、好きじゃないかも」
「ほんとはこっちに行きたいんだよね」
そんな小さな感情や感覚を否定せず、
「そう思ったんだね」と、優しく受けとめてあげる。
些細なことでいい。
自分を知ること。
その小さな積み重ねが、
人生全体を支える、深くて確かな“土台”になっていく。
私は、そう強く感じています。